
〈ReTAKO-リタコ-〉新パッケージデザインとしてご応募いただいた関塚真歩様の優秀賞作品が、グランプリを受賞しました!
今年・2022年初夏に販売スタートを予定しているinakaBLUEの新商品〈ReTAKO〉。昨年11月、経済産業省・北海道経済産業局主催の【パッケージデザインコンテスト北海道2021】にデザイン商材として応募し、採択を頂きました。
ありがたいことに、inakaBLUEのプロジェクトを大きく前進させる「ReTAKO」のデザイン募集は、多くのデザイナー様にご関心を寄せて頂き、とてもクオリティの高いデザイン案を全国から数多くご提案頂く機会に恵まれました。ご応募いただいた作品はどれも「なるほど…」と驚かされるものばかりで、「ReTAKO」のコンセプトだけではなくinakaBLUEの理念までしっかりと反映しようと試みて下さるデザイナー様も多くいらっしゃいました。構想、企画、制作…と、より良いパッケージデザインの誕生に向けて多くの時間や労力を注ぎ作品づくりに取り組んで下さったデザイナーの皆様、この度は本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
今回、応募総数59作品の中から、デザイン業界の第一線でご活躍されている審査員の皆様と共に様々な観点から熟考し、〈関塚 真歩 様〉ご提案の作品を優秀賞に選出させていただきました。もれなく全てのパーツがプロジェクトを表現する大切な意味を持っており、抜かりなくリサーチをし取り組みへの理解を深めたうえでデザインされたものだということがしっかりと伝わる作品となっている点が、何よりの決め手になりました。

今回〈ReTAKO〉部門の優秀賞だけではなく、全5商材それぞれの応募作品から選出された優秀賞の中から1点のみ選ばれる本コンテストのグランプリ(経済産業局長賞)を受賞された関塚様。本当におめでとうございます!私たちにとっても、なにより嬉しいNEWSとなりました。関塚様のコメントや審査員の皆様の審査評・全応募作品など公開されていますので、コンテスト特設WEBサイトをぜひご覧頂きたいです。>>>パッケージデザインコンテスト北海道2021特設WEBサイトはコチラ<<<
コンテストの参加にかけた想い。
今回パッケージのデザイン案を募集した新商品〈ReTAKO〉。北海道外の方にはミズダコの足の大きさにまず驚かれる方が多いかもしれませんが、その外見、北海道民には見慣れたごく普通のゆでダコです。違うのは、未来まで豊かな海とタコを残していくサスティナブルで美味しいゆでダコプロジェクトを実現させる商品だということ。そんなストーリーをもつ付加価値を、この商品に出会う多くの方々に感じて頂くためには、このコンセプトに共感して頂ける意欲あるデザイナーさんの力がどうしても必要でした。
参加を決める前は、自分たちでなんとか自作しようかという話もありました。しかしパッケージデザインだけの話に限らず、inakaBLUEとして旗を揚げ、漕ぎ出しはじめたこの局面で、自分たちの取り組みの意義について幾度となく話し合いを重ねていく中で何度も立ち返るのは、ここでした。
「漁師ならではの方法で、人を結び、未来をつなぐ。」
〈持続可能な漁業を実現すること〉私たちが取り組もうとしているこの課題を本質的に前に進めていくために必要なのは、漁業者だけではなく消費者・異業種がつながり、それぞれの立場からできることを見出し実行していくこと。これは、inakaBLUEのコンセプトでもあり、それを実現するひとつのかたちとして誕生したのが〈ReTAKO〉でした。それならば、プロセスからそのコンセプトを体現化させていくことに大きな意味があるのではないか。ビジョンに共感して頂ける様々な立場の方たちと、共につくりあげる商品に育てていきたい。コンテストの参加によって得られる話題性も、そんな将来の仲間づくりを手伝ってくれるのではないかと考えました。
そんな経緯から参加を決めたパッケージデザインコンテスト北海道2021。素晴らしいデザイン案を頂けただけではなく、このコンテストを通じたくさんの方々に私たちの取り組みを知って頂けたこと、自分のできることでこの取り組みに関わりたいと感じて下さる方々と出会えたこと、本当にありがたく、励みになりました。皆様とのご縁を後押しに、これから商品化に向けて本格的に動いていく様子をSNSでも随時発信していきます。引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

