
inakaBLUEの活動拠点〈北海道苫前町〉。その隣町〈羽幌町〉には、天売島という100万羽の海鳥が子育てをする世界最大規模の海鳥繁殖地があります。環境庁と羽幌町が協働で運営する日本唯一の海鳥専門施設「北海道海鳥センター」では、ウミガラスやエトピリカなどの海鳥に関する保護活動・研究・調査など、地域特性を生かした取り組みが行われています。
動植物の生態系維持と、海洋での資源保護。inakaBLUE代表の小笠原が取り組んできた活動とも親和性が高く、海鳥センターの皆様とは情報交換等、かねてより交流させて頂いておりました。2回目のゲスト参加となる海鳥イベント「つどえオロロ~ン!」。今回も葛西臨海水族園(東京都江戸川区)と北海道海鳥センター(北海道羽幌町)の共同開催により、オンラインで全国どこからでもご参加いただけます。
海鳥講演会「つどえオロロ~ン!」
3月5日(土)・6日(日) 2日間にわたり開催される今回のイベント。1日目は北海道海鳥センターからの中継で、サイエンスカフェ「海鳥と漁業の未来」が行われます。inakaBLUE代表の小笠原宏一からは「豊かな海を未来に繋ぐ消費者と漁業者の行動」と題し、日本全国の持続可能な漁業がぶつかる課題と解決の糸口について、これまでの「苫前ミズダコFIP」の取り組みと、それらを背景に誕生したinakaBLUEについてお話します。※サイエンスカフェ第3部(14時40分~15時10分)に参加予定。
同じくゲストスピーカーとして、鈴木 康子 氏(バードライフ・インターナショナル 海洋・海鳥保全担当オフィサー)、佐藤 信彦 氏(北海道大学北方生物園フィールド科学センター博士 研究員)が同日サイエンスカフェに参加されます。
2日目は葛西臨海水族園から「海鳥保全の模範例」をテーマに、日本で行われている海鳥の保護研究や海鳥の繁殖地復元における国際的な取り組みなど専門家による講演や、北海道羽幌町の高校生の研究発表など、海鳥と海洋環境にまつわる多角的な情報が集まる盛りだくさんのプログラムになっています。
イベントは参加無料・先着順の事前予約制(定員100名)です。ご興味のある方はイベント内容詳細・参加方法をこちらからご確認の上、お申込み下さい▽
※ 葛西臨海水族園イベント紹介ページ